名古屋で店舗やオフィスの出店を検討する際、「栄」を候補に挙げる方は多いのではないでしょうか。
栄は名古屋を代表する商業・ビジネスエリアの一つで、飲食店や物販店、美容室、クリニック、オフィスなど、さまざまな業種のテナントが集まっています。
一方で、ひとことで「栄」といってもエリアは広く、場所によって人の流れや街の雰囲気、向いている業種などが異なります。
そのため、栄でテナントを探す際は、単純に「栄駅から近いかどうか」だけではなく、出店する業種やターゲットに合った場所を選ぶことが大切です。
今回は、栄でテナントを探している方に向けて、エリアの特徴や出店場所を選ぶ際のポイントをご紹介します。
■栄は名古屋を代表する商業・ビジネスエリア
栄は百貨店や商業施設、飲食店、オフィスビルなどが集まる名古屋の中心エリアです。
地下鉄東山線・名城線の栄駅を中心に、南側の矢場町駅方面、北側の久屋大通駅方面、西側の伏見方面まで街が広がっており、平日・休日を問わず多くの人が行き交います。
ただし、栄の特徴は「どこでも同じように人通りが多い」ということではありません。
大通り沿い、商業施設の周辺、オフィス街、飲食店が集まるエリアなど、数百メートル場所が変わるだけでも街の性格が変わります。
テナント探しでは、この違いを理解することが重要です。
■栄3丁目・大津通周辺|店舗出店を検討しやすい中心エリア
栄で店舗を探す場合、まず候補になりやすいのが栄3丁目を中心としたエリアです。
大津通沿いや矢場町方面には商業施設や店舗が多く、物販店、飲食店、美容室、美容サロンなど幅広い業種が出店しています。
人通りや視認性を重視する店舗にとって魅力的なエリアですが、同じ栄3丁目でも、大通り沿いなのか一本入った場所なのかによって物件の性格は大きく変わります。
特に店舗の場合は、「栄3丁目だから良い」と考えるのではなく、実際の人の流れや店舗の見え方まで確認することが大切です。
■栄4丁目・5丁目|栄3丁目とは異なる街並みが広がるエリア
栄駅の東側に広がる栄4丁目や5丁目には、飲食店をはじめさまざまな店舗や事業所があります。
大通り沿いだけでなく一本入った通りにもテナントビルが多く、立地や建物によって雰囲気が大きく異なるのが特徴です。
飲食店の場合は、単純な人通りだけでなく、昼型の店舗なのか夜型の店舗なのかによっても適した場所は変わります。
また、飲食店を出店する場合には、立地だけでなく、建物側が希望する業態に対応できるかどうかの確認も必要です。
■栄1丁目・2丁目|伏見方面も含めて探す
栄でオフィスや事務所系のテナントを探している場合は、栄駅周辺だけでなく、伏見方面までエリアを広げて探す方法もあります。
栄1丁目・2丁目方面にはオフィスビルも多く、店舗だけでなく事務所を探している企業にとっても候補になりやすいエリアです。
来店型の店舗とオフィスでは、立地選びの基準も異なります。
店舗では人通りや視認性が重要になるケースが多い一方、オフィスでは駅からのアクセス、建物のグレード、来客のしやすさなどを重視した方がよい場合があります。
■栄のテナント賃料は「場所」だけでは決まらない
栄で物件を探していると、「この辺りの坪単価はいくらですか?」と気になる方も多いと思います。
ただ、テナントの賃料はエリアだけで単純に比較することが難しく、同じ栄でも条件によって大きく異なります。
例えば、1階の路面店舗とビルの上層階では条件が異なりますし、同じ1階でも大通り沿いか、一本入った場所かによって物件の評価は変わります。
そのほかにも、建物の築年数やグレード、間口、看板の出し方、飲食店の可否、設備など、さまざまな条件が賃料に影響します。
そのため、平均的な坪単価だけで判断するのではなく、「自分の業種に必要な条件を満たしているか」という視点で比較することをおすすめします。
■店舗は「駅からの距離」だけで選ばない
店舗物件を探す際に特に注意したいのが、駅からの徒歩分数だけで判断しないことです。
もちろん駅から近いことは大きなメリットですが、店舗の場合は、人が実際にどの道を歩いているのか、店舗が通行人から見えるのか、看板を設置できるのかといった点も重要になります。
例えば、駅徒歩3分の場所でも人通りの少ない通りにある物件と、駅徒歩6分でも店舗の前を多くの人が通る物件では、後者の方が向いている業種もあります。
物件資料だけでは分からない部分も多いため、気になる物件があれば現地を確認してみることが大切です。
■業種によって「良い立地」は変わる
テナント探しでは、すべての業種に共通する「一番良い場所」があるわけではありません。
物販店であれば人通りや視認性、美容室やサロンであればアクセスと建物の入りやすさ、飲食店であれば周辺の客層や営業時間、オフィスであれば交通利便性や建物の印象など、重視するポイントは変わります。
賃料の高い場所が必ずしも自分の事業にとって一番良い場所とは限りません。
まずは「誰に来てもらいたいのか」「どのような使い方をするのか」を整理したうえで、エリアを絞っていくと物件を探しやすくなります。
■栄でテナントを探すなら物件だけでなく立地も比較しよう
栄は名古屋を代表するテナントエリアですが、場所によって特徴が大きく異なります。
栄3丁目を中心とした商業エリア、栄4丁目・5丁目方面、伏見寄りの栄1丁目・2丁目など、それぞれの特徴を理解したうえで物件を探すことが重要です。
また、店舗の場合は階数、人通り、視認性、看板、業種制限など、賃料以外にも確認しておきたいポイントがあります。
テナントメイクでは、名古屋市内の貸店舗・賃貸オフィスを中心に、業種や出店条件に合わせた物件探しをサポートしています。 栄で店舗・オフィスをお探しの方は、現在募集中の物件情報もあわせてご覧ください。
この記事の監修
テナントメイク株式会社
代表取締役・宅地建物取引士 出蔵 洋明
名古屋市を中心に、貸店舗・賃貸オフィスなど事業用不動産の仲介を行っています。実際のテナント仲介の現場で得た経験をもとに、物件探しや契約時に知っておきたいポイントを分かりやすく発信しています。
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